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執筆者の写真清彦 山崎

映像制作戦国時代!どう発注して、どう戦うべきか?

更新日:2021年9月10日

Withコロナのコンテンツビジネスには映像技術が欠かせなくなりました。

関ヶ原の戦いで織田軍が銃という新しい技術を用いたように、映像を用いずにビジネスで勝ちにいくのがなかなか難しくなってきています。


先日、閉幕した東京2020にも多くの映像を見ることができました。

日本の第一線で活躍するクリエイターたちの結晶です。

その一方で、どんどん敷居の低くなっている映像制作

格安での映像コンテンツを作る業者が数多く存在します。

本当に自分たちの作りたい映像とはなんなのか?発注担当者は深く考えることと思います。


「自分ができないから、誰かにお願いする」

これはお金で解決することであれなんであれ、とても難しいことばかりです…

発注者と受注者の間で常に疑心暗鬼になりながら制作を進めていくのはお互いにとって不安が募ります。


その不安を払拭するためにも、すっ飛ばされる映像制作の過程を執拗に紐解いていく必要があると思っています。制作サイドは(守秘義務がある前提で)明かしていくので公に明かしにくいのです。


「費用をかけずに映像制作をする」「格安で心に響く映像を!」

といった怪しい不安要素を排除していくためにも、理解を深めて最適な予算で効率よく映像制作をすすめていければと思います。


映像制作のワークフローをきちんと理解しておくことが大事です。


企画

プレゼン

構成・シナリオ

ロケハン・キャスティング

撮影

仮編集

初稿

本編集(BGMやSEなど)

MA(ナレーションや整音作業)

校了


順序はだいたいこんな感じだと思います。

とにかく工程が多いのです。


その間にそれぞれの役回りを担当するディレクターがいてプロデュサーがいて

本来であれば多くの人材が必要とするところ、すっ飛ばして制作しているのが現代の映像制作の”いま”だったりします。


こちらは私がプロデューサーを務めたときの動画になります。

制作側の人数だけでも10人以上関わっています。

これでも少ない方だと思いますが、逆にこれだけ人数が関わらないと良いものというのは作ることが難しいのも現状です。


予算のなかでどれだけの人が関わるのかをきちんと明確にしておく必要があると思います。制作サイドとしては人数が多いに越したことはありません。 家の設計から施工までを何人でやるのか?と例えればわかりやすいと思います。

これらの工程を全てひとりでこなすスーパーマンのような人も中にはいますが、スーパーマンでも人間なのでいずれ限界がきます。 マネジメントが行き届いていない制作ほど脆いものはありません。


月並ではあるのですが、皆さんが作りたいコンテンツの5W1Hを明確にしてプランニングしていくことが大切なのです。



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