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執筆者の写真清彦 山崎

愚直なまでに

弊社ではお客様の利便性とSEOの観点からWordpressでのサイト制作をお勧めする事がある。

しかしながら、Wordpressには少なからず弱点もある。もちろんご提案の際には弱点もご説明はするのだが、必ずしもお客様にその真意が伝わっていない時もある。

真意が伝わりづらい事とは「保守」のことである。

WordPressは確かに利便性に優れ、レスポンシブデザインなどHTMLベースで制作するページよりはるかに楽に記事を提示する事ができるツールではある。

しかし、ITリテラシーの低い利用者が完全に保守をする事は難しい。

単純にバックアップツールで自動保守しておけばいい、というものでもなく、サーバの状況や定期的なバージョンアップ、それらによるサイトのズレなど、思わぬところに綻びが出るだけでなく最悪サイトが真っ白に…なんて事もなくはない。

しかし、この「なくはない」が「保守とか言って毎月ぼったくってるんじゃないか?」という懸念を生みやすい。

先日の事、保守の有無に関してディレクターとデザイナーがぶつかった。

ディレクターは

「お客さんの予算感で最悪管理者権限を全て渡して保守を任せる事をしなければならない」と話した所、

デザイナーは

「お客さんがわからない所まで手を入れられてしまい、ズレてしまったらそれはもうサイトとして成り立たない、それはお客さんのためにならないし、不親切だ!」と反論

「【ズレてダメ】よりもむしろサイトが止まる事がまったくもってやってはいけない事だから保守は入れるか、リテラシーの高い人がやらなきゃいけないのは明白だが、先方の予算の上のこと、そこまでは僕らは口出しできんのだよ!」と熱くなるディレクター。

結局、僕らはお客さんの事しか考えていないのだが、お客さんにどう伝えたらいいか、せっかく作ったものが止まってしまうリスクをどう知ってもらうか…激論を交わしたのだった。

もちろん制作や保守はお客さま本位であるはずです。ただ、リスクとどう向き合うか?そしてそれには少なからず費用がかかる。その費用はどうしても避けられないものなのです。

僕らは愚直なまでにまでに真摯にお客さんに日々向き合うそんな制作者であり続けたいとそう思っております。





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