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執筆者の写真清彦 山崎

動きを制す者が映像を制す!プロが教える、動画フレーミングの秘訣 映像制作100のルール#4



みんなこんにちは!

今日は、ビデオカメラマンがどうやってすてきな動画を作るのか、そのヒミツを教えちゃいます。


ビデオカメラマンの仕事って、ただカメラを持って雰囲気で動画を撮るということじゃないんです。スチルと違って動きを記録するということになるんでちょっとした考え方の違いがあります。

大事なのは、動いているもの(被写体)をしっかりとカメラに収めること。それには、動きをちゃんと予測して、カメラを動かす準備をすることが大切なんですよ。


今回の記事は


1. 最後の1コマを考える


動画を作るとき、最後にどんな画面(フレーム)になるかを最初に考えることも大事なんです。

最初の絵は極端な話不安定な構図でも意味があれば良いんです。

ただ、最後や一番見てほしいところは安定した画面にする必要があります。


これを考えておくと、動画全体のストーリーもスムーズになって、見ている人もわかりやすくなるんです。


最後の画面がしっかり決まっていると、動画のおしまいもパッと見せることができますね。



2. 画角のフレーミングってなに?


「画角のフレーミング」って言葉、ちょっと難しそうですよね。


でも、これもカメラマンの大事な技術なんです。

画角っていうのは、ビデオカメラが撮る画面のこと。フレーミングは、その画面をどう見せるかを決めること。

ビデオカメラマンは、この技術を使って、見ている人の目を引きつけるんですよ。


フレーミングを考えてカメラを振ることが重要です。


だからこそ、ちゃんと思ったとおりに思った感じでカメラが振れる必要があります。


撮影の三脚はスチルカメラの三脚を使ってませんか?


しっかりとロックして明るく撮るスチル撮影と違いビデオ撮影はフレキシブルに前後左右にスムーズにカメラが振れるようになっています。

実はスチルカメラの三脚にヘッドだけを取り替えることもできます。


もし安定した作品を作りたいとお考えの場合は是非ヘッドを買ってみてくださいね。


Amazonおすすめの中華製の三脚ヘッドです

https://amzn.asia/d/7grmp6W



3. 三分割法と黄金比って?


「三分割法」と「黄金比」もカメラマンの大事なツールです。


これは、画面をきれいに見せるためのルールなんです。三分割法は、画面を3つに分けて、大事なものを真ん中に置く方法。黄金比は、画面を特定の比率で分けて、美しいと感じる配置を作る方法です。


これを使うと、見ている人が自然と動画に引き込まれるんですよ。



4. 三角構図で動きを作る


「三角構図」も面白いテクニックです。


これは、画面の中で3つのポイントを三角形になるように配置する方法。

これを使うと、動画がダイナミックに見えて、見ている人も楽しめるんですよ。

SNSで人気を集める動画には、この三角構図がよく使われています。


三角構図を利用する場合は特に動きを予想することが重要になります。



5. 動きの予想の仕方


例えばサバンナで狩りをする獣などフェイントしてくる状況以外では、基本的に動物は視線の方向へ移動していきます。

またシンプルな考え方ですがつま先が向いており、一歩踏み込み込めば、その方向へ向かっていくのが通常です。


横に移動していく場合など、最終的に使うフレーミングに入ってももう少し長めに撮影して不要な部分をカットすれば良いわけです。


▼編集前〜通り過ぎるまで撮影〜


▼編集後〜途中でカット〜



まとめ: ビデオカメラマンのヒミツを知ろう!


ビデオカメラマンが動画を作るとき、いろんなテクニックを使っています。

動きをちゃんと予測して、最後の画面を考え、画角のフレーミングや三分割法、黄金比、三角構図を使って、すてきな動画を作るんです。

これらのテクニックを覚えて、みんなもビデオカメラマンになってみませんか?


スマートフォンなら撮影から編集〜アップロードまで1台で全部ができますよ。

動画でいろんな人にメッセージを伝えて、ウェブサイトの訪問者を増やしたり、ブランドを知ってもらう手伝いをしましょう!


会社で映像を使って技術の伝達や商品アピールに使いたいという企業様が増えております。

様々な講義を行っております山崎が会社へ伺い講義を行います。




付録:用語解説

三分割法

三分割法は、画面を9つの同じ大きさの部分に分けるテクニックです。具体的には、画面を横と縦にそれぞれ3等分して、合計9つの小さい四角形に分けます。そして、大事なものや主要なアクションは、これらの線が交わるポイントや、線の上に配置します。

例えば、人の顔を撮るとき、目線は上の横線上、特に目は交点近くに来るようにフレームを合わせます。これによって、視聴者の目は自然と重要なポイントに引き寄せられ、バランスの取れた美しい映像を作ることができます。


黄金比

黄金比は、美しいとされる比率で、約1:1.618とされています。美術や建築、自然界でもよく見られるこの比率は、映像制作においても美しいコンポジションを作るのに使います。画面を黄金比に分割し、重要な要素をそのライン上に配置することで、自然で心地よく感じる映像を作ることができます。

例えば、風景を撮影する際に、地平線を画面の下部1/3(黄金比に近い位置)に配置すると、空の広がりが感じられ、開放感のある映像になります。


三角構図

三角構図は、画面内の要素を三角形を形作るように配置するテクニックです。これによって、視聴者の目は画面内を自然に動き、全ての要素を見ることができます。三角構図は、特に動きのあるシーンや、複数の要素が絡み合うシーンで効果的です。

例えば、3人の人物が会話をしているシーンを撮影する際、3人を三角形が形作るように配置すると、視聴者は自然と3人の間を目で追うようになります。これによって、動画がダイナミックでエネルギッシュに感じられるのです。


これらのテクニックは、映像が持つビジュアルなメッセージを強化し、視聴者にとって魅力的で印象的なコンテンツを作る手助けをしてくれます。もちろん、これらのルールは基本ですが、時にはルールを破ることで新しい発見もあるかもしれませんね。カメラワークは奥が深いです!



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