このブログのポイント
を書かせていただきます。
縦画面に違和感がでる理由
もしショート動画を綺麗に撮影したいと考えていて縦画面に違和感を感じない人はこの記事は役には立たないかもしれません。
何故ならもう、SNSでそういう動画をたくさん見すぎてそういう脳になってしまっているからです。
それならそれで大丈夫なんですが、もし縦画面に違和感を感じている人がいたらその理由ですが、
人間の目は横に広く見えるから
の一言につきます。
世の中の大半は横で見られるように作られているんです。
…と、これはちょっと言い過ぎですね、もう少し正確に言うと
【横にすると大きく見える】ということです。
スマホを縦で撮影することをポートレート撮影とも言ったりしますが、ポートレートは肖像画という意味で人間のような縦に長いものを捉えるときに便利な手法です。
無理やり縦に収めようとすると…
このようにバスケットコートを見せようとした場合、右側はバスケットコートがなんだかわけがわからないものになっています。
もし皆さんが違和感を感じているとすればこの部分、対象が分かりづらくなるという点です。
動画(伝えたい)の内容の優先順位は何か?を見極める
どうしても縦になってしまうショート動画。
それならば優先順位は何か?を見極めるようにすることで乗り切るのが良いでしょう。
例えば料理の動画を撮ろうとしたとき、
このようなピザを9:16の比率にする際、よくやってしまうのは
上下に余白を出してピザからカメラを遠くに離すやりかたです。
ただ、そうすると、上下の余白ができて見せたいものが小さくなってしまいます。
ここで1つ質問です。
伝えたいのは全景ですか?
YESならカメラを引くしかありません。
しかしおそらく違うはずです。
大抵の場合は伝えたいのは美味しそうに見えるピザであって全景ではありません。
綺麗にみせるためにどうするか?
綺麗に見せるためにはどうするか?
何かをすてて何かを手にするという考え方が必要です。
この場合、
全景を捨てる代わりにシズル感を手に入れる
と考えてください。
大胆にトリミングしましょう。
例えば
こんな感じで中央より少し左が映るように、半円ではなくすこし半円より円に近い形が綺麗かと思います。
このあたりは
黄金比や白銀比などの分割方法を利用して
誰でも論理的に構図が作れるようにしてみるのがより良い方法です。
デザインや制作がフィーリングだと言っているうちは芸術系のお仕事は一般的にはなり得ません。
論理的に説明ができるもの、そしてそれを適切に当てはめることが出来ることを伝えることこそ、芸術系のお仕事がよりたくさんの方に認められるものになると思っています。
ただ、最終的にはその人から湧き出る人間性にはなってきますけどね。
ということでいかがでしたでしょうか?
この記事を書きました山崎は映像講師もやっております。
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