まだまだ日差しが秋になりきっておりません今日このごろですが、屋外で撮影、特に人物を撮影する時のポイントについて少しお話していけたらと思います。
このブログのポイント
を書かせていただきます。
1. 屋外の撮影で一般的に言えること
基本フルオートのスマホではレックボタンを押せば気軽に映像が撮影できます。
ただ、フルオートならではのめんどくささや不自由さがあります。
ひょっとするとなんらかの事情でピントや露出がズレている可能性があるので、
まずはピントと露出の調整になります。
ピントと露出はスマートフォンの画面の中で対象物をタップします。
スマートフォンは基本オートマチックなので対象物をタップするだけでピントと露出があいます。
ただしオートマチック故に
【明かり(光源)】を自分である程度制御する
必要があります。
スマホで明るさを調整するのではなくて【明かりを制御する】必要です。
外ではスタジオのように100%明かりを制御することができません。
しかし、明るくなるように撮影する向きを変えることを心がけましょう。
太陽を正面に撮影する順光は背景と一緒に人物を捉えるには最適です。
光源が正面からほどよくあたるようにする必要があります。
2.夏の日差しの強さは
夏の日差しは高く、強いです。
これは真上から強い光が差し込むということです。
顔の上から明かりが照らされると顔に濃い影ができます。
表情が険しく見えます。
そういう演出ならそれでOKなんですが、大抵の場合、あまり険しい表情は好まれませんよね。
先程明かりを制御とお伝えしました。
今度は影を制御しましょう。
明るくするにはライトを使います。
では影を消すにはどうしたらいいでしょうか?
答えは
同じく影にライトを当てる
です。
でも真夏の強い日差しの外でライトを当てるにしても強力なライトが必要になってしまうます。
どうしたらいいか?その答えは。
レフ板を使う
です。
レフ板は太陽の光を使うのでとても明るく影を飛ばします。
レフ板は高価で買えない!という方には100均で車用の日除けを使うことをおすすめします。
陽の光を対象に当てれば影を飛ばして穏やかな表情を撮影することが出来ます。
ただ、かさばるレフ板をワンオペで扱うのは大変です。
お金や労力、スタッフの数などを抑えて、対象に影をつけずに外で撮影する場合はどうしたらいいでしょう。
3.夏の日に陰影をつけずに気軽に撮影するには?
答えは簡単、日陰を探すです。
夏の晴れた日の撮影をスマートフォンで行う場合はできるだけサンシェードの下で撮影することがベターです。
もしくは
曇の日を狙って撮影する
という選択肢も考えましょう。
よく晴れた日を撮影日に選ぶのが定石と考えられそうですが、そんな事はありません。
フラットな対象者の絵を撮ろうとする場合曇の日のほうが良いことがあります。
結論として夏の暑い日にフラットな絵の撮影は手間がかかります。
陰影がつく、ある意味ドラマチックなシーンの撮影以外はあまりオススメはしません。
まぁいずれにしても夏なので【服装など夏っぽい絵】にはなっちゃいますけどね。
越谷技博2023にエントリーしています。
もう半分ぐらい埋まっているんですが、よろしければ是非いらっしゃってください。
再生回数が多いInstagramのショート動画を分析してもっと自分の動画を見てもらおうという講義になります。
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