食品製造メーカーが動画でアピールする場合はどのような手段と方法があるのか?をご紹介していきます。
製造メーカーの中でも特に食品に関しては少しアプローチが変わってきます。
映像は実はあらゆる分野の商品の詳細をお伝えすることができる優れたツールです。
ただ、作り方と使い方を誤るとまったく効果がなく、【考え方】と【やり方】がとても重要な要素になります。
誰にどうやって伝えていくか?
基本的な部分で重要になってくること、それはお客様がどういう状態になりたいのか?を理解すること。それにアプローチするためには何が必要なのか?を考えることです。
食品製造メーカーに関して映像を作る場合3つの要素を深堀りしていきます。
想いを知ってもらうことから始めましょう
食品は原料と機械があれば「誰でもつくることができるもの」とお客さまは考えているかもしれません。
なぜならそれは「食べる」ということが当たり前すぎるからです。
「当たり前」は「ありがとう」の反対語
です。
なので、メーカーの【想い】を伝えることで、当たり前ではなく【有ることが難しい】つまり希少価値があることを伝えていきます。
原材料はなんなのか?
どのようなこだわりがあるのか?(原材料生産者・食品加工者)
どのような理念があるのか?
などです。
これは「共感を生むためのお知らせ」です。
実食が一番ですが、それができない場合には映像です
味で勝負する場合は、試食してもらうことが一番です。
しかし、試食のデメリットは
販売店舗もしくはデパート企画出店など場所がどうしても必要になる
説明に人員を割く必要がある
人員は商品を熟知してイメージを正確に伝える必要がある
こう考えると、コストとしては
出店費用
セールスマンの教育
ということになるかと思います。
もし、製造と販売を行っている場合は「説明が上手な店員さんが店頭にいれば解消」となるかもしれません。
ただ、その方が品出し、レジ打ちなどをしている場合はどうでしょう。
歴史の説明から商品のアピールやこだわりの情報を伝える時間が取れない場合でも、映像を作っておけば、店頭にサイネージを置いておくことでお客さまの目に留まり、商品を知ってもらうきっかけになります。
また、普段覗くことができない、製造過程を映像にすることで見てもらうことが可能になります。
実は店舗を持っていない場合でも、【ネットショップ】で映像は利用ができます。
製造過程と商品への想いがある映像が掲載されているだけでお客さまに想いを伝えることができます。
しかし、ただ単に工場見学ツアーの動画を作れば万事解決!
ではありません、いいなぁと思う気持ちの遷移にはストーリーが必要なのです。
実際に映像の作り方!(皆さんで作れます!)
では実際にどんな映像をつくったらいいか?
ユーザーの視点に立って考えてみましょう。お客さんはおおよそこんな事を知りたいと思っています。(例えばお煎餅屋さんを例に取った場合)
どんな風につくっているのかな?
一枚ずつの手焼きなのかな?
オートメーション工場なのかな?
どんな風に加工するのかな?
素材はどこのものを使っているのかな?
米は国産なのかな?産地はどこなんだろうか?
安心安全なのかな?
栄養価はどうだろう?
どんなこだわりがあるのかな?
歴史があるのかな?(創業のストーリー)
経営理念はどんな感じなのかな?
食べた後お客さんにどんな風に感じてもらいたいのかな?
といったところではないでしょうか?
ただ、それらを単純につないで映像をつくればいい…というわけではありません。
映像を作る際の流れは、
商品の概要〜商品名や特徴〜
製法やこだわりの技術
どういう未来のためにつくっているか?(理念や想い)
になります。
来店の場合、気がついた所からの繰り返しの映像になるので、ここで一番重要なものは…
3番、どういう未来のためにつくっているか?です。
人に例えると「心」でしょうか。
どういう未来のためにつくっているかという想いの部分、これは企業の経営理念に関わるようなお話です。
お手本のようなお店があります。
クッキーの老舗の泉屋さんです。
泉屋 シンボルマークに受け継がれる想い
よかったら御覧ください。
なぜ、どういう想いで、商品を販売しているのか?
お客さまがどんな気持ちになってくれたらいいか。
を考えて作られています。
実際に泉屋のクッキーを買うとこの想いのカードが入ってきます。
お客さまはここ想いを見て【共感】を覚えます。
最終的な
着地点はこの【共感】なんです。
最初に一番重要なことをいいましたが、他が重要でないわけではありません。
次にご説明するのは商品名などの概略です。
この部分を人で例えると「容姿」です。容姿は端麗にこしたことはありません。
シズル感のある演出で商品を撮影しましょう!
容姿で惹かれる人も相当おりますので、この部分も大切です。
最後にこだわりポイントになります。
人でいうと「技」や「個性」のような部分です。
3つの中で最後の紹介なのでそれほど重要ではないのか?と思われるかもしれませんが、
競合が多い商品の場合は判断基準がここになります。
似たような商品概要、経営理念もどちらもいい。
となったら「どんなこだわりがあるんだろうか?」という話になってきます。
なので、競合が多い商品の場合は必ずここをポイントに置きましょう。
また、ニッチで「こだわりが一番のポイント」になるような希少品はここをプッシュしたほうがリーチできます。
やり方さえ分かればスマートフォンでも制作ができます。
編集アプリはInshotがとにかくおすすめです。
様々な機能があるので、上記の項目に沿ってストーリーを作り撮影、編集をしてみてください。
ちょっとやってみたけど、難しい…となったら映像は私達にご依頼ください。
5年程度(技術革新が起きるまでは)は映像を利用できます。チラシを5年分撒く費用と比べてもお安く制作いたします。
また、弊社では、価格を抑える方法として【社員で行う撮影の方法とポイント】をお教えして食品製造メーカーさまの映像制作をサポートいたします。
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