とある納品作業日のYMM、弊社の編集PCに異変が…
突然のブルースクリーン!!!編集が間に合わない。 以前からよく落ちることがあったのですが、BTOで修理するにも時間がかかってしまう
OH,Shit!!
納品が間に合わない、、、
この日は止むを得ず会社の別PCで納品作業を済ましたものの、不安定な日々が続いていました。 しかも、別PCのMacbookはバッテリーが膨張して爆弾を抱えているような状態…
(ちなみに、最新のMacobookをポチってしまいました)
この機にいまいちど編集のワークフローを見直す必要がありました。 そこでAdobe PremiereProのチームプロジェクトを導入してみることになりました!
チームプロジェクトとは何ですか?
チームプロジェクトは、編集者やモーショングラフィックスアーティストがPremiere ProとAfter Effectsを使って共同作業するための、クラウドベースのコラボレーションサービスです。チームプロジェクトを使えば変更をクラウド上で同期できるため、メンバーはどこからでも映像プロジェクトで共同作業できます。これを使用するには、チームプロジェクトサービスに接続し、Premiere ProまたはAfter Effectsでチームプロジェクトを作成するだけです。
プロジェクトファイルはCreative Cloudに保管され、常時保存されるため、複数のワークステーション間でプロジェクトファイルを元に戻すことも、同期することもできます。チームのメンバーは誰がオンラインかを見ることができ、リアルタイムに編集の競合を解決できます。何百キロ離れていても、同じ編集室にいるように作業できます。
公式サイトから引用してきました。 わかりやすく?説明するとWebのフロントエンドでよく耳にするGitが可能になった感じです。マージンとかプルに近いような使い方ができます。
実際にどうやって導入していくか
(現時点での環境を記録しているのでまだまだ改善の余地があります。ご了承ください。)
まずプレミアプロを開きます!(キラーン☆)
すると左側にチームプロジェクトに関する項目がでてきます。 こちらの項目が出てこない場合、お持ちのバージョンをアップデートしてください。 はじめての方は新規チームプロジェクトを押してください。
既にチームプロジェクトを作っている場合は下図のようにどのチームプロジェクトを開くか確認できます。CreativeCloud上で開くのでオンライン上でのやり取りが可能になっています。
既に立ち上げているプロジェクトをチームプロジェクトととして新規作成することも可能です。 プロジェクトを開いたら共同作業者を招待しましょう。
ただし、招待する相手がCreativeCloudのサービスに契約している必要があります。
YOU !!
招待しちゃうよ〜〜ん!
ざっくりと全画面がこちらになります。
今回はローカルで紐付かれているのでメディアがオフラインになっています。
素材全てを選択して右クリックで「メディアをリンク」を押すとこのようにメディアを検索してリンクすることが可能です。 チームプロジェクトはNASなどで素材をやり取りしていればとてもスムーズになると思います。
チームプロジェクトで抑えておくべきポイントに番号を振りました。 ①招待している人のオンライン/オフラインが確認できる。 ②プル(左)とプッシュ(右)をするアイコン
③同期ができているかどうか
ふむふむ、これを抑えておけば大丈夫そうだな
これでようやく作業を進めていくことが可能です。
他と違う点はプロジェクトを保存するではなく共有することになっています。
もし、相手が同じプロジェクトを開いて作業していた場合、競合するかどうかを聞かれます。
なので、作業する際はいつ誰がオフラインなのか確認しつつ作業する必要があります。
ちなみにプロジェクトを閉じるときはこのように警告がでるので、共有するか、共有しないかを選んで閉じることになります。 別途、新しいプロジェクトデータとして保存することも可能です。
これでまたひとつ賢くなりましたな・・・!
いかがでしたか?
Adobe Premiere Proの新しいチームプロジェクト機能を利用して、 今日からあなたも快適な編集ライフを!
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